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2013年10月14日

自律神経失調症とは、心と体の不調和状態(5つの項目) カテゴリー:

『自律神経失調症とは?』

①体調が悪いのに原因がわからない。

『体がふらふらして、外出するのが怖い』『ときどきめまいがして、手足も冷える。その上に胃腸の調子もよくないし・・・。』『体中悪いところだらけなのに、病院で診てもらっても異常はないと言われた』こんな人が、最近非常に増えています。このような症状が出てくると、内科や整形外科、耳鼻科、婦人科などの一般科を受診する人が多いようです。しかし、検査を受けてもこれといった異常は見つからず、『気のせいですよ』と言われたり、『低血圧症』『更年期障害』『慢性胃炎』『メニエル症候群』などの病名がつけられて、対症療法(表面に出ている症状だけ抑え込む治療)が行われたりします。しかし、どんなに熱心に病院に通ってもよくならないために、、結果としてドクター・ショッピング(何回も医師を変えること)を繰り返すことになりがちです。

 

 

②偏った生活習慣が自律神経失調症を招く

自律神経失調症は、内臓や器官には異常はなくても、その人の生活習慣の偏りによって、体を動かせる自律神経の機能が調和を崩すために起こるものです。そのため臨床検査が現れないことが多いのです。たとえば、新車のときにはどれも同じだった車が、乗る人の運転のクセによって、故障とまではいかなくてもギクシャクしたり、きしみだしたりするのと同じです。その人の運転法が悪い、というわけではありません。スピードを楽しむ走り方も、景色を楽しみながらのんびり運転するという走り方も、運転する個性です。自律神経失調症にかかる人の生活習慣にも、さまざまなクセが見られますが、それはその人の感性から生まれてくるものでは、決して『良い・悪い』の問題ではありません。個性的な性格は、その人の能力を伸ばす反面、その人を傷つけることもあります。その傷ついた部分が自律神経失調症という症状になって現れてくることがあるそうです。

 

 

③重く、長く続くストレスで自律神経失調症に

自動車は、運転する人のクセの影響を大きく受けることもあれば、そうでもないこともあります。同じように、自律神経失調症が起こる要因にも、その人の生活の仕方と感受性、その人が感じるストレスの強弱などが関係していることが多いのです。ストレスも、軽いうちなら、比較的楽に処理することができます。しかし、それが重く、長く続くと、精神的にも肉体的にも疲労困憊(こんぱい)した状態に陥り、ホメオスターシス(生体の恒常性維持機能)が崩れ、やがては体調のリズムの異常(つまり、自律神経失調症)として現れてくるのです。

 

 

④自律神経失調症は『心身症』の一つ

近代の西洋医学では、人間を『体』と『心』の2つに分けて、病気を身体疾患と精神疾患に分類しています。多くの病院では、病気はそのどちらかに分けられ、その範囲の中だけで診断と治療がなされているのが実情です。しかし、最近の社会の複雑化や人間関係の希薄化、それに伴う人々の心の変化によって、ストレス関連疾患がますます増加し、身体疾患か精神疾患かという分け方では対応できない病気も多くなりました。そこで心身症という病気の概念が出てきたのです。心身症とは、発症や経過に心理社会的なストレスが密接に関与していて、器質的異常や機能的異常が認められる身体疾患を総称します。ただ、神経症やうつ病など病名のついた精神疾患に伴う症状は含まれません。自律神経失調症は、心身症の中の機能的疾患に含まれます。

 

『漢方薬は、病気の原因を内因(感情の変化)と外因(環境)、不在外因(生活習慣)の3つが重なり合うことと考え、心と体を総合的にとれえて治療します。漢方医学の病気のとらえ方と自律神経失調症の治療には大きな共通点があります。漢方薬は、人間が本来持っている自然治癒力に働きかけて、心身のリズムを調和させていくものです。自律神経失調症は自然薬や漢方薬で十分ケアできる症状なのです。』

 

 

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