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2013年09月09日

秋の健康と食養生について カテゴリー:

①秋の健康について

秋は夏の暑さの疲れがまだ残っているときでもありますので、今のうちに体調を整え、胃腸や呼吸器を丈夫にしておき、冬になっても風邪など引かない体作りをしましょう。風邪を引きやすい人や過保護の傾向のある幼児は、初秋から冬に備えて薄着の習慣をつけ、乾布摩擦などを始めるとよいでしょう。こうしたことは、寒くなって風邪が流行りだしてから慌てても間に合いません。積極的に体を動かすためのスポーツを始めるにも秋はふさわしい季節です。また、読書の秋、文化の秋で、展覧会や音楽会などの催しが盛んになります。週休二日制で時間に余裕がある時代、何か打ち込めるもの、夢中になれそうな趣味を見つけて、取り掛かってみるにも良い季節です。精神的に充実した生活を送ることが、心身ともに若く、健康でいられる秘訣です。

②肺の役割について

東洋医学の五臓六腑によると秋が最も肺が弱る季節でもあります。最近では、死亡率のトップに癌が出てきました。癌の中でも肺がんがトップの位置を占めるようです。東洋医学では『肺』は胃腸で吸収された栄養素と呼吸で取り入れられた酸素から気(元気)を作り出す臓器と考えています。健康維持に運動が必要というのも、運動することによって肺の呼吸活動が盛んになるからです。また、健康な体作りに必要な物として、調和の取れた栄養素が必要になりますので、食養生がいかに大切なことかがお分かりいただけると思います。

③秋の東洋医学的な食養生

秋の代表的な食物としては、まず果物でしょう。秋になると柿が実ります。柿と言えば、お酒を飲んだ後に柿を食べると良いと言われます。お酒を分解するものが柿の中に含まれているとも言われますが、お酒によって温まった体を柿が冷やすためだと思います。そのため、冷え性の人、小便が近い人は柿を食べるとてきめんに悪化します。柿ばかりではなく果物は一般にビタミンCが多く、健康に良いと思われていますが、果物は『陰性』の食べ物で、体を冷やす代表的な食べ物です。冷え性のご婦人やお年寄りの方や胃下垂気味の方は果物をごく少しだけにされたほうが賢明です。秋の味覚の一つは松茸を代表とするキノコ類です。香りも良く大変美味しいものですが、栄養学的にはあまり良いとは言えません。大体、タケノコとかキノコとか、一日か二日でスッと伸びてしまうのは、陰性の食物といって体を冷やす傾向があります。昔の人はなすびのような物でその冷やす性質を知っていて『嫁に食わすな秋なすび』と言ったくらいです。ましてや果物は言うに及びません。また、茄子の『へた』には、次のような利用価値があります。『へた』をお湯で煮出して手足をつけると、抹消血管が広がり、しもやけに良いといわれます。茄子の『へた』の黒焼きには、歯茎の血行を良くして歯槽膿濡を治す作用があります。昔から歯磨きとして茄子の『へた』の黒焼きが珍重されています。食欲の秋とは言いますが、全体食を心がけて下さい。美味しいところだけ食べるのではなく、大根などは根も葉も、少し小さい魚ならフライにして骨ごと、ご飯なら胚芽米をというように食べて下さい。そして腹八分目に食べることです。『腹八分に医者いらず』というのは真理で、食べ過ぎは禁物です。長寿者の秘訣は皆『腹八分目に』だそうです。


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